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2020.03.19

料理男子

という言葉がなくなるといいなぁと思っています。

だって、料理を作る女子を「料理女子」とは言わない。

料理をする男子が少ないから際立ってそう呼ばれるわけで、なおかつ料理男子はなんだかもてはやされる。

女子は料理ができて当たり前。苦手な人だっているのに。

男の子の出産祝いに「おままごとセット」を買わないというところから、日本人のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)が始まっているのだと思います。

掃除や洗濯は教えたら割とすぐにできるけど、料理は基本を知らないとできないことが多い家事の筆頭。

仕事をしながら育児をする上で、「夫がご飯を作れる人か否か」は、とても大きな問題です。

だからこそ、男女共に料理をするのが当たり前の社会になればいいなぁと、私は本気で思っています。

ある小説にこんなフレーズがあります。

「おいしいものを作れるってことは、幸せになる方法を知ってるってこと」

ごはんを作るって、ただ作ったものを食べるだけではなく、喜びと対になっているものなんだと思います。

食卓を囲む日常に「食べる」を通して家族の笑顔や健康、元気があり、何気ない会話から子どもの成長を感じ、より愛おしくなり、心も体も幸せになる。

我が家も、小1で35キロの長男が200gのハンバーグをモリモリ食べる姿に成長を感じていますからね (^^)

男女共に料理をするのが当たり前の社会を願うと同時に、子ども達にはそんな喜びを将来パパになった時に感じてほしいと思いながら、「食」を伝授しています。

今は、7歳のお兄ちゃんより3歳の次男の方が「なんでもやりたい!」の時期。

私がキッチンに立っていると、すぐに「僕もお手伝いする~」とエプロンを要求し、自分で踏み台を持ってきます。

彼の得意料理は「ポテトサラダ」。

大まかな準備を私が済ますと、3歳シェフの出番です。

シェフはおいもをつぶすマッシャーが大好き☆

これがやりたくて、ポテトサラダを作りたがります。

きゅうりも大好きなので、作っている間のつまみ食いでなくならないように、スーシェフは多めに用意。

塩、コショウもマヨネーズも上手に入れて、まぜまぜ♪

後片付けは大変でも、子どもとの料理はハプニングあり、笑いありのかけがえのない時間です。

この小さな経験の積み重ねが、将来どんな風に生きるだろうか。

と今からワクワクしています。

そして、それを見届けるためには、やっぱり100歳まで生きなくちゃ!

と長生き宣言するママなのでした (^^)b