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2024.03.21

【農業科】集大成!「ピハハスクッキー」販売!

昨年から取材を重ねている、美唄中央小学校の「農業科」の授業。

先月、開発商品が「ピパハスクッキー」に決まり、いよいよ「販売」の日がやってきました!

クッキー生地にハスカップソースとホワイトチョコレートがサンドされている「ピパハスクッキー」。

「ピパハス」は、アイヌ語で美唄を表す「ピパオイ」と「ハスカップ」を組み合わせた子ども達発案の造語です。

先月の授業で試作品を頂きましたが、甘酸っぱさとミルキー感が絶妙なバランスで、発酵バターの風味が良いサクサク生地のクッキーは本格的な味わいでした。

美唄市の特産である「ハスカップ」をテーマに農業科の授業に取り組んできた4年生。

読本でハスカップを学び、収穫し、ハスカップジャムを作り、プレゼン大会を経て決まった商品の販売は、まさにこの一年の集大成です!

販売初日の3月7日。

この日のために準備したポスターやのぼり、販促グッズ♪

地元のスーパー「コアびばい」には、「ピパハスクッキーいかがですかぁ〜」という子ども達の元気な声が響きました。

販売会にはHTBの取材も入り、少し緊張気味だった子ども達^^

スタート前からできた長蛇の列には、家族はもちろん地域の人達も詰めかけ、熱心にチラシを配っている姿がとても印象的でした。

中には、こんな英語版チラシも。

桜井美唄市長も駆けつけました!

あまりの売れ行きに「一人2個まで」という制限を設けたものの、用意した400個のクッキーはあっという間に完売!

この模様はHTBでも放送されましたので、是非ご覧になってみて下さい。

また、今後「ピパハスクッキー」は、ホテルビジコー内のカフェ「Bi make(ビメイク)」で販売されます。

美唄に行かれた際は、是非食べてみて下さい!

「農業科」を通して地域の特産を深く知ることにより、自分の生きる町への愛着が育まれ、学校という垣根を超えて、地域と繋がる。

「自然と共に生きること」の大切さは彼らの心に刻まれ、そこで体感したことは、大人になっても忘れない「生きる根っこ」になるような気がしています。

いつか全道の小学校で「農業科」がスタンダードになる日が来ることを願い、私はその応援団として、取材を続けていこうと思っています。

もちろん、実現に向けて!

★農業科の取材にご協力頂いた、美唄市、美唄市教育委員会、そして、美唄中央小学校の皆さん!ありがとうございました!引き続き、よろしくお願いします!