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2024.01.26

「真紅の鉄人」ビーツの力

皆さんは「ビーツ」を食べたことがありますか?

砂糖の原料であるてん菜の仲間、「ビーツ」。

スーパーでは手に入りにくい野菜ですが、私は大好きな野菜のひとつ!

道の駅などで売っていると、思わず手に取ってしまいます。

ゴツい見た目とは裏腹に、切った時のあの真紅の断面はうっとりするほどの美しさ。。。

さながら芸術作品のようでもあり、自然界でこの「真紅」が生み出されることに感動を覚えます。

ビーツはほうれん草と同じ「ヒユ科」の根菜なので、あの「赤」はほうれん草の根本の赤と同じなのです。

「食べる血液」とも言われ、鉄分やカリウム、亜鉛などが非常に多く含まれている鉄人級のスーパー野菜!

葉酸も非常に多いので、妊娠中や授乳中のママには是非食べてほしい野菜です。

道内では、函館や帯広、ニセコなどが産地で、ビーツを栽培している農家さんも増えているのだとか。

昨年、札幌保健医療大学での講演依頼をきっかけに、ビーツをもっと沢山の人に食べてもらおうと、レシピ開発をしました。

ビーツ料理と言うと「ボルシチ」をイメージする人が多いかもしれませんが、実はビーツは生でも、炒めても、煮ても、揚げても美味しいのです!

今日は開発したレシピの中でも私の大好きな、超絶簡単「無限ビーツ!クミン風味」をご紹介します。

〜無限ビーツ!クミン風味〜

【材料(2〜3人分)】

ビーツ1/2個、ツナ缶1/2缶、

(調味料)オリーブオイル・白ワインビネガー各大さじ2、塩・コショウ・クミン・パセリ各適量

【作り方】

①ビーツを千切りする。

②ボウルに①とツナ、オリーブオイル、白ワインビネガーを加えて混ぜ、塩コショウで調味する。

③器に盛り付け、パセリを振ったら完成!

ビーツは根菜なので、食べ慣れていない人は土臭さを感じるかもしれません。

味には個体差があるので、そのクセが少ないものもあります。

「この羊くささがたまらないよね〜」という道民のジンギスカンみたいなもので、ここは好みが分かれるところかもしれません。

私なんかはこの野生味あふれる味わいとビーツの甘さがたまらなく好き♪

「無限ビーツ」はこのクセを和らげるためにもクミンを入れているのですが、私はこのクミンも大好きなので、粉末ではなくスパイスそのものを使っています。

ビーツの収穫期は夏から秋。

今年見かけたら、是非このレシピを試してみて下さい!

食卓に「真紅」が仲間入りすると、一気に華やぐと思いますよ☆